『悪魔』天使にも似た悪魔ほど人を惑わすものはない

ストーリーSTORY

大学入学のため上京した佐伯(吉村界人)は、閑静な住宅街にある林邸に下宿する。林家には大家の千枝、高校生ながら不思議な色気と魅力を持つ千枝の娘・照子(大野いと)、そして、照子を偏愛する林家の親戚にあたる鈴木(前田公輝)が住んでいた。佐伯は、アルコールにおぼれ、幻覚に苦しみ、大学にもなじめない。そして、下宿先では、照子が佐伯の部屋へ頻繁に訪れ、小悪魔のように佐伯の心を惑わしていくのだった。ふたりの様子を見た鈴木は、佐伯に対し、照子に近づかないよう警告をする。反発する佐伯だったが…

キャストCAST

吉村界人(佐伯)

1993年2月2日生まれ、東京都出身。次代の日本映画界を担う若手俳優として、ベテランから若手まで、様々な映画監督の作品に出演している。2014年『PORTRAIT -ポルトレ-』で主演デビュー。2016年『太陽を掴め』で長編映画初主演を飾る。近作に、ドラマ「僕たちがやりました」(KTV、CX系)、「わにとかげぎす」(TBS系)、映画『獣道』(17)、『劇場版 お前はまだグンマを知らない』(17)、『関ヶ原』(17)など。現在『ビジランテ』、『サラバ静寂』が公開中。今後の待機作に『モリのいる場所』(沖田修一監督/18年5月公開)。

大野いと(林照子)

1995年7月2日生まれ、福岡県出身。スカウトされ、2010年「Seventeen」のモデルとして活動開始。2011年、『高校デビュー』のヒロインとして女優デビュー。以降、映画『ツナグ』(12)、『天の茶助』(15)など、映画やドラマに出演。近年は『兄に愛されすぎて困ってます』(17)、2017年10月クールTX連続ドラマ「新宿セブン」に出演。2018年には『クジラの島の忘れもの』の公開が控える。

前田公輝(鈴木)

1991年4月3日生まれ、神奈川県出身。6歳より子役として活躍し、「天才テレビくんMAX」(03~05)出演。『ひぐらしのなく頃に』(08)にて映画初主演。テレビドラマ「デスノート」(15)で注目され、「ダマシバナシ」(15)でドラマ初主演を果たす。

監督DIRECTOR

藤井道人

1986年生まれ。東京都出身。伊坂幸太郎原作の映画『オー! ファーザー』(14)でデビューを果たす。湊かなえ原作ドラマ「望郷」(16)やNetflixオリジナルドラマ「野武士のグルメ」(17)、「百万円の女たち」(17)などのテレビドラマも手がける。2018年には山田孝之プロデュース映画『デイアンドナイト』の公開も控えている。

監督のメッセージ

「悪魔」とは、人間を誘惑し、災いをもたらす存在を称してそう呼ばれています。そして、大なり小なり私たちの周りにはその「悪魔」が存在します。谷崎潤一郎の「悪魔」を初めて読んだとき、100年以上前に書かれた作品にも関わらず、今の現代社会における人間の心の暗部に置き換えることが出来る普遍性に感嘆しました。主人公の青年は、若くて美しい女子高生の照子という「悪魔」に出会い、次第に自我が崩壊していきます。そもそも「悪魔」とは、自分に外的危害を加える存在なのか。もしくは、自分自身の精神に巣食う存在なのか?というテーマに向き合って作りました。

吉村界人 大野いと 前田公輝

遠藤新菜 / 山下容莉枝

原案:「悪魔」「続悪魔」谷崎潤一郎 監督:藤井道人 脚本:山口健人

プロデューサー:佐藤友彦 共同プロデューサー:藤井宏二 小美野昌史

ラインプロデューサー:齋藤光司 音楽:堤 裕介 撮影:玉田詠空 照明:神野宏賢 録音:伊藤裕規 美術:佐藤 希

衣裳:松田稜平 ヘアメイク:中島彩花 編集:山口健人 効果:丹 愛 スチール:五十嵐和博 助監督:武長直輝 宣伝:村井卓実 長村亜紀

2018/83min./カラー/アメリカンビスタ/Stereo